本当に眉唾もの?電源、機材ケーブルの違いと効果② – BELDENからの卒業 –

前回の続きでケーブルの比較ということですが、今回は機材ケーブルの比較を改めてしたので

そちらの結果と感想を書いていきたいと思います。

 

メインの比較は

BELDEN(ベルデン) 8412

BELDEN(ベルデン) 8424

CANARE(カナレ) L-4E6S

MOGAMI(モガミ) 2534

です。

 

使用したのはインターフェースからアンプへのケーブルで

モニターはYAMAHAのNS-10MPROです。

 

まずは、以前から使用していたBELDEN 8412、8424とその他BELDENについて

BELDEN 8412

8412はやはり悪くないですね、元気さというか音の太さ、ハリ、レンジ、色等

全体的にバランスが取れ統一性が感じられます。

8424、なぜこれをわざわざ比較しているのかというところですが、

対角線の同色同士を結合するスターカッドというのは静電容量を増し、電磁シールドを

作ることによって対ノイズ性が上がる代わりに周波数特性が悪くなるというのが

物理的にあるのでそもそも2芯と4芯を引き合いに出すの事態が間違っている気がしたので

同じ土俵という意味で今回比較対象に入れました。

で、8424の音ですが8412よりもハイが目立ち気味です。まあ理論道理ですね。

それよりも特徴的だったのは全体的に音が奥にいったことです。

また、全体の奥の方の音は音像が上がり気味に感じました。

親戚として8428は8412よりも太さと抜けがある。8424と8428の差としては

8424は落ち着いてまとまりがあり、8428はレンジが広く元気がいいです。

ここ最近取り上げられている88760ですが、8412に限らず、L-4E6Sや2534と比べても

そうなのですが、音の太さはあまり変わらない割に硬さとハリ、レンジがさらにあるのでとても

デジタル臭い音がします。音からの情景や感情が感じられなかったので私的には即アウト

でした。88760姉妹の1503Aもやはりいまいちでした。

結果として8412が総体的によかったので無難で使い続けてきたのですが、

本題のL-4E6Sと2534との比較です。

 

CANARE L-4E6S

CANARE L-4E6Sは同じ業務用でもPAの方に多く使用されているようなのですが、

音としては8412に比べハイ、ハイミッドが強く明るい音でした。

正直8412と一長一短でこちらをとればあちらが立たず状態で私の中では使用用途で!

と片付けるしかない差でした。もっとも聞く距離と音量、抜けからしてライブ向き

というのもうなずけますし、私の場合はやはり8412が無難だと感じていました。

 

 

最後はMOGAMIの2534 私の中ではあまり気に留めていなかったこともあり結果とんでもない

ダークホースとなってしまいました。

MOGAMI 2534

数秒聞いただけでこれしかないと感じるほどでした。

特にそんなに聞いたこともないのですがレコーディングスタジオで録音したての音っぽかった

というか8412の独特な癖を消し音像がよくなっていてとてもリアルで楽器のような鳴りっぷりに

聞こえました。

調べてみれば世界的に使われていて、マイクの内部配線にも使われたりと本当のスタンダードとして

使われているそうですね。ろくに調べもせずに勝手に決めつけて8412を使っていたなんてダメですね・・・

 

ただ今回ベストマッチしたのはリスニング環境においてであり、録音時、ボーカルで使うのか

ギターで使うのかですら変わるかと思いました。軽くギターでも8412、4E6S、2534と

試してみましたが2534だとフラットで普遍的過ぎて8412の太さとキャラが案外よく聞こえました。

 

これでケーブルでもかなり差があること、使用用途、その人の感性によってどれがいいというのかも

わかりました。つまるところブランドや他人に声は二の次三の次でいろんな意味で正確に判断できる

耳と感性をより鍛えていかないといけないのだなと肌に感じてしまいました。

 

余談ですが今回8412のプラグはNEUTRIK、4E6Sと2534はSwitch Chraftを使っていました。

以前音にそんなに差はないと判断していたのとNEUTRIKのフォンプラグは劣化の速さとケーブルの

対応径から見て今後使うつもりがなかったのであえてSwitch Chraftにしていました。

写真では視認しずらかったので載せていませんがSwitch Chraftのプラグも多少くすみ酸化皮膜は

張ってしまうのですが、NEUTRIKの方だと同時期に作り、同条件で使用、保管していたのにも

かかわらず触ると砂を触っているようなざらっとした被膜がついてしまっていたので正直

音云々ではなく候補から外れていたという所です。

 

長々と書いてしましまいましたが、何Hzがどうとかに音に固執し過ぎず音楽的にとらえようと

して感覚的な表現も書いているので伝わりづらかったら申し訳ないです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。何かご質問ご意見がありましたら是非コメントください。